何とかなる

内田淳正著

　本書は平成２５年１２月２日から２６年２月１日まで４９回にわたって中部経済新聞最終面に掲載された「マイウェイ」を大幅に加筆修正したものです。

　世界一の環境先進大学を目指す三重大学の学長のみならず、医師として活躍した筆者が、生死に向きあって感じたことを真摯に振り返ります。

　海外留学先や防衛医大でのエピソードももり込みました。

No.	書籍名書籍コード	体裁	価格	注文
book00820	何とかなる ISBN978-4-88520-184-4	新書判並製本	880円送料250円	※現在通販でのお取り扱いを停止しております。

No.	book00820
書籍名書籍コード	何とかなる ISBN978-4-88520-184-4
体裁	新書判並製本
価格	880円送料250円
注文	※現在通販でのお取り扱いを停止しております。

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著者紹介：内田淳正さん

　三重大学学長の内田淳正さんがこのほど、半生を振り返った自叙伝『何とかなる』を執筆した。

　中部経済新聞に平成２５年１２月２日から２６年２月１日まで４９回にわたって連載された「マイウェイ」を改題し、加筆修正をしたもの。

　本書では徳島で過ごした幼少～青年期、学生～研修医、医師勤務、病院長や学長などの時期を振り返っている。この中で、想定外のことに遭い、努力を重ねることで「何とかなった」と思えるようになったという。
「『努力は必ず報われる』と多くの人に伝えたい」と願って書かれた一冊だ。

　故郷の豊かな自然で育ったおかげで「生きる力」を身に付けたこと、医療を通じて人間の命に向き合ったこと、学長になって研究や教育に加え大学運営や国際交流に携わるようになった事例などが紹介されている。

　内田さんが経験した豊かな自然での生活や、経済的な貧しさは現代の若者には経験できないことでもある。一方、内田さんは「ネット社会で育ち、気軽に国際交流したくても、私の若い頃はできなかった」と述べる。
「学生はじめ若い人には現代の環境で努力し、私たちができなかったことを経験して、生きる力を養って欲しい」

　経済的に豊かな社会や便利な都市生活とは違う環境の中で、努力によって生きる力を身に付けた先輩が、若い人にエールを送る一冊でもある。