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トヨタ 「全固体電池」開発現場を公開 ギガキャスト試作機も披露

貞宝工場で全固体電池の開発を進めている
貞宝工場で全固体電池の開発を進めている

 トヨタ自動車は18日までに、大量の電気を充電できる「全固体電池」の開発現場を報道陣に公開した。高効率に量産できる工法の開発などに取り組み、2027~28年に電気自動車(EV)での実用化を目指している。全固体電池は急速充電に適し、車両の航続距離伸長にも寄与する。EV巻き返しの切り札として、急ピッチで開発を進めている。(3面に関連記事)

 全固体電池の開発は、貞宝工場(豊田市)の一角で取り組んでいる。量産工法の一部である組み付け工程では、高速移動する小型のパレットを用いて、素早く電池材料を積み上げる仕組みを取り入れている。

 生産担当の新郷和晃執行役員は「全固体電池の材料開発のめどは立っている。一方で量産工法の開発は、安定した品質で高効率に造るために乗り越えるべき課題は多い。開発の進捗(しんちょく)は半分程度だ」と話した。

 また、巨大なアルミ部品を造る新しい生産技術「ギガキャスト」の試作機も披露した。ギガキャストは、26年に投入する予定の次世代EVから実用化する計画。現在86部品で構成しているプラットフォーム

(車台)の一部を、一つのアルミ部品にでき、生産工程などの大幅な集約につなげる。

 試作機は明知工場(みよし市)内に設置。車両のプラットフォームに用いる巨大なアルミ部品を試作しながら、品質などを確認している。迅速に金型交換したり不良品の発生を抑え、他社の同様の設備に比べ生産性を約2割高めるのが目標だ。

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